バリキャリでもワーママになれない理由 ー長所が邪魔をするー

仕事・勉強

バリキャリ(自称)です。
大学を卒業後、東証一部上場企業に新卒で入社、転職して地方上級公務員。
会社PR動画出演、採用パンフレット掲載、局長表彰、大規模講演会の企画司会を担当…やりがいもあり、充実した仕事生活を送っていました。

しかし、結婚退職して専業主婦の後再就職した先では、仕事できないヤツになっていました。
過去のような華々しい役割は与えられない、ちょっとした負荷でもいっぱいいっぱいになってしまう、目の前の事務作業をこなすので精一杯、電話を取るのもビクビク、自分に自信がない。

職場環境のせいにしていましたが、どうも原因は自分にあるようです。

適応障害による休職から復職を目指してリワークプログラムを受講しています。

その中のキャリアデザイン講座で「社会人基礎能力診断」を受ける機会がありました。
すると、バリキャリ時代は長所となって私を支えていた能力が休職原因になっていたことがわかったのです。

社会人基礎能力とは

経済産業省が主催した有識者会議により、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力を「社会人基礎力(=3つの能力・12の能力要素)」として定義したもの。

経済産業省
前に進む力(アクション)
能力要素具体例特徴
主体性
・自分でやるべきことを見つけて実行する
・自分で情報を収集し、考えて行動する
・知識、技術を意欲的に身につけようとする
(高)積極的、意欲的
(低)受け身的
働きかけ力・自分から報告・連絡・相談できる
・ともに問題解決するために、交渉できる
・集団行動できるよう、リーダーシップがとれる
(高)リーダーシップ、人を巻き込む
(低)引っ込み思案、ひとり作業が得意
実行力・やるべきことを、タイミングよく行える
・目標をもって計画を立て、手順を追って物事を進める
・困難な状況や苦手なことでも、粘り強く挑戦できる
(高)問題解決志向、あきらめない、挑戦
(低)感覚的、直感的、保守
一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力
考え抜く力(シンキング)
能力要素具体例特徴
問題発見力
・客観的に状況を把握し、課題を分析できる
・取り組むべき課題を特定できる
・多くの課題から、今取り組むべき課題を選択できる
(高)観察力、目標に向かってがんばる
(低)ひとつずつ、ルーチンが得意
計画力・問題解決への具体的な目標やゴールを設定できる
・課題解決の具体的な行動や手順、協力者、必要な道具などを検討できる
・複数の課題を同時進行するための計画が立てられる
(高)アイディアマン、考えが柔軟、新しいことが好き
(低)いきあたりばったり
創造力・他者の意見や経験を取り入れ、物事を多面的に見る
・よりよくするための工夫や改善を積極的に行う
・よりよい方法やシステム、ルールを構築するため、他者と協働する
(高)発想豊か、成長意欲
(低)マイペース、自分の世界
疑問を持ち、考え抜く力
チームで働く力(チームワーク)
能力要素具体例特徴
発信力
・6W2Hで情報整理し、目的にあった情報提供ができる
・適切な内容、タイミングで報告・連絡・相談ができる
・TPOに合ったDESC法やアサーションを使える
(高)論理的
(低)感情表現が苦手
傾聴力・6W2Hで情報収集できる
・情報を分析し、課題を設定できる
・TPOに合った受け答えができる
(高)聞き上手、情報収集がうまい
(低)人の話を聞かない、情報が取れない
柔軟性・自分のやり方や考え方にこだわらず、他者の意見も参考にする
・目的やTPOに合わせて臨機応変に対応できる
・相手の意見や立場を尊重し、相互理解を深める
(高)適応力がある、新しいことが好き
(低)ルーチンの方が得意
状況把握力・自分や相手、組織のニーズから適切な目標設定をする
・目標に応じた役割を果たせる
・組織体制や組織図に合った行動がとれる
(高)客観的、目的的
(低)主観的、感情的
規律性・社会や業務上のルールを守る
・決まったことや指示されたことをその通りに行う
・上司からの指示や約束を守る
(高)決まったことが得意、従順、几帳面
(低)おおらか、柔軟、革新的
ストレスコントロール力・自分にとってのストレスは何かを把握している
・ストレス対処法があり、不調が出る前に対処する
・成長や挑戦に必要なストレスがあることを理解している
(高)鈍感力、プレッシャーに強い
(低)くよくよ、根に持つ、打たれ弱い
多様な人々とともに、目標に向けて協力する力

社会人基礎能力診断」は、上述した社会人基礎力に関する12項目に対し、


苦手(1)〜やや苦手(2)〜やや得意(3)〜得意(4)

で得点をつけるものです。

長所は短所に、短所は長所になり得ると言いますが、

私の長所「実行力、計画性、規律性」がワーママとしてはマイナスに作用するものになっていたのです。

私がやらねば(実行力)」「期日までに仕上げなければ(計画性)」「ちゃんとしたい(規律性)」

これらは、仕事だけではなく家庭での役割も増えた私にとって、自分の時間軸だけで動くことができないため、コントロールできない能力となってしまいました。

「計画的に物事を進め実行力があり、規律を守って立ち回れる」そんなありたい自分との間にギャップが生じているのです。

ワーママとして働くには、マイナスに作用していた能力を見直し改善することで、自分らしさを保ったままストレスを軽くして働けるように工夫が必要になります。
例えば、以下のように長所を修正します。

計画力:計画外のところで、対応しなければいけないことが増えた → 計画にバッファ(余白)を作る。


実行力:自分以外が実行しても結果が出るよう根回ししておく。

長所・得意や短所・不得意を含めた働くための能力を、
程度(過度・過少)、相手、タイミング、状況によりセルフマネジメントすることで、自分らしさを活かして働くことができるようになるということを学びました。

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