【リワーク体験記3】復職支援制度リワークって何するの?リワークプログラム一覧

仕事・勉強

私が適応障害からの職場復帰のために利用しているリワークのプログラムをご紹介します。

リワーク実施機関により、プログラム内容は異なります。ひとつの例としてご覧ください。

リワークの始め方は、こちらの記事を。

作業課題

目的:業務遂行のための集中力・持続力の向上。

内容

電卓を用いた集計業務を行い、作業中の集中力・持続力を自己観察(セルフモニタリング)します。セルフモニタリングとは、

  • 何分作業したら集中力が途切れてくるか
  • ミスが多くなるのはどんな時か
  • どのような休憩を取ったら集中力が回復するか

などを自分で把握する事です。

効果的な休憩の取り方を身につけ、集中力・持続力の向上を目指します

作業例

数値チェック作業 請求書の「数量×単価」の「税込計」が合っているか、合計が合っているかを電卓で確認し、自己採点する作業です。エクセルを使えば簡単にチェックできるような作業ですが、あえて電卓を使う事で集中力と持続力を把握します。

日報作成作業 ある工場勤務の従業員6名の1日の作業日報をとりまとめるものです。 各人の日報には、作業名・実動時間・不良数・作業量が記入されています。その日報を1日分の作業日報として、作業時間合計、不良率を電卓で計算します。不良率は小数点第1位まで(小数点第2位を四捨五入)、総計は小数点第2位まで(小数点第3位を四捨五入)と細かく決まっています。

成果(私の場合)

効果的な休憩の取り方を身につけられた

休職前、仕事をしている時はとにかく量をこなす事が目的となり、自分自身のケアが後回しになっていました。この考え方だと自分自身を後回しにしているため、疲労やストレスが溜まってしまう事になります。この作業で身につけられる手法は、ストレスや疲労にいち早く気づき、回避するために早めに休憩をとるという事でした。

マルチタスク

目的:職場の擬似体験を通じた各自の課題の把握

内容

模擬的作業場面を設定し、複数のタスクを同時に行う実践的な訓練を行います。

対人コミュニケーション、業務遂行、ストレス対処について、プログラムを通して総合的に実践していく場です。

グループ作業なので、休憩が取りづらくストレスがたまったり、休職の原因となった「キャパを超えて引き受けてしまう」自分が出てしまったり…終わった後はぐったり疲れるプログラムです。

作業例

グループ作業 6人程度のグループに分かれ、模擬職場を全体で構成します。A課B課…というように各グループは1つの部署として機能します。課では、上長、主任、課員の各役割を指名され、それぞれの任務を遂行します。
・数値チェック
・オフィス物品購入伺書の作成
・課員の1日の行動ガントチャート作成
・新人研修
・テーマをもとに資料作成、プレゼンテーション
これらを同時進行でグループで完遂させるプログラムです。

成果(私の場合)

複数のタスクをチームでこなすためにあっという間に時間が過ぎます。その中で何がストレス要因かを特定し、講座で習った対処法を実践する場として役に立ちました。

キャリアデザイン講座

目的:業務遂行能力の再確認

内容

自己理解対人関係問題解決方法等について学び、ストレス軽減や再発防止につなげるための方法を学びます。座学で講義を聞いたり、グループワークで話し合いをしたり、エゴグラムによる自己理解を深めたりします。

成果(私の場合)

自分が持っている社会人基礎能力、認知傾向、役割を認識します。シートに書き出すことで、抱えている役割との距離感や必要十分かの検証を客観的に把握することができました。

コミュニケーション講座

目的:職場で求められるコミュニケーション力の向上

内容

コミュニケーションを通して問題解決するために、情報収集・情報整理・情報発信の仕方を学び、職場で活かすためにロールプレイング方式で練習します。

成果(私の場合)

自動思考(出来事の後、すぐに自分の中に湧き起こる考えや習慣的に繰り返される考え。自分の考え方の癖。)を把握できました。
自動思考に影響されず、情報を事実と主観・感情に分けて整理する手法を学びました。

ストレス対処講座

目的:ストレスやその対処方法について学ぶ

内容

自分の物事への捉え方や考え方の特徴を知り出来事に適応して問題解決につなげる方法を学びます。

成果(私の場合)

ストレス対処テクニックを身につけました。

[損得分析]
[聞いてみよう調査法]自分の考えや感情、態度が適切であるか他の人に聞いてみる
[もうひとりのあなたテクニック]出来事に対する他人のアドバイスをイメージする・自分ならどんなアドバイスをするかイメージする
[ひらきなおりテクニック]自分のマイナス思考の中の、客観的事実をありのままに受け止め、気持ちを切り替えて「今できることは何か」に意識を移す。

ミーティング

目的:復職に向けて役立つ情報の共有・意見交換

内容

リワーク参加者が抱える不安や悩み、今後の展望など様々なテーマについて、受講者が主体となって話し合います。

成果(私の場合)

休職者が共通して持つような悩みや不安に対して、多様な考えに触れることができました。

自分の考えや思いを口に出すことで思考を整理できますし、同じような境遇の参加者の異なる視点からの気づきも得ることができました。

振り返り

目的:参加者同士の意見交換

内容

毎週金曜日、自分の1週間の振り返りや今後の展望について発表します。カウンセラーがファシリテーターとなり、発表した事にコメントしたり、意見交換したりします。在籍期間が異なる参加者同士が発表し合うことで、○週目にはどのようなことをするのか、復職を控えた卒業間近な参加者の心境などを知ることができ、各自の受講モチベーションになります。

個別面談

目的:課題と進捗の確認

内容

カウンセラーとの面談をとおして、現状での気づきや課題等について話し合ったり、職場に提出するレポートを一緒に作成したり、復職に向けた準備を勧めます。

セルフモニタリング

目的:生活リズムを記録し、活動目標を立てる事で、自身の体調管理や復職までのロードマップを把握する

内容

生活リズムチェック表には、起床から就寝までの1日の活動を記入します。睡眠時間、服薬状況、体調、気分も記入し、体調の波や睡眠状況、生活リズムの把握に役立てます。

活動マネジメントシートには、1週間の活動目標・活動計画と実施状況を記入します。月曜日に目標と計画を立て、金曜日に実施状況を記入する流れです。記入は、セルフマネジメント・認知行動・対人コミュニケーション・業務遂行/問題解決の4項目に分けて行います。

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