【リワーク体験記2】休職から復職を目指して〜リワークを始める時期、申込方法、準備するもの

仕事・勉強

復職支援制度リワークってどうやって始めるの?いつから始める?

職場復帰を支援してくれるリワークの費用は?

リワーク…適応障害で心療内科に通うようになり、初めて耳にした言葉でした。

知らない方も多いと思いますので、私がどのようにリワークを知り、利用し始めたのかをご紹介します。

休職して療養期間中、いつからリワークを利用できる?

休職し自宅療養して半年ほど経った頃、主治医より「リワーク」の利用を勧められました。

リワーク支援開始までにできるようになっておきたいこと

  • 0時までには就寝する
  • アルコールの問題がない
  • 服薬は安定している
  • 病気や服薬について主治医と話し合える
  • 1時間程度、読書やPC閲覧、家事などの作業ができる
  • 毎日運動・外出できる
  • 日中眠気がない、翌日に疲れが残らない
  • 会社と定期的に連絡がとれる、復職の意思表示ができる

主治医がリワークを勧めてきた頃の私は、いくつか条件を満たしていました。

  • 睡眠時間8時間以上
  • 日常生活以外に、家事などの軽作業を1時間以上できている
  • 毎日運動している

最初に勧められた時は、リワーク自体何をするものかよくわからず、返事を保留にしました。

通院を続け、受診のたびにリワークを勧められるので、

時間もあるし、やってみようかなあ。家で1人で療養するよりいいかも。


という気持ちに。

私は、最初主治医に勧められた時は、自分の職場より遠いし電車通勤になるし正直めんどくさいなぁと思っていました。

でも、実際に通い始めた今思うことは「リワーク大事」。

復職前にこの準備期間を持てる事で、再発防止や体力作り生活リズムづくりに大いに役立つものだと断言できます。

リワークに興味がある方は、主治医にまずは相談してみてください。服薬や回復の経過を見て、リワークを利用できるかどうか、主治医の判断が必要になります。

リワークの申込方法

主治医からリワークへの参加にOKが出されたら、説明会に参加し、自分自身として利用するかどうかの意思決定をします。

すぐに支援を受けられるわけでは無く、次のような流れで進んでいきます。
※私が利用したリワークプログラムの例です。流れや内容は実施機関により異なります。

1.期間評価(2週間)
    集団プログラムに対応できるまで心身が回復しているか、生活リズムが安定しているかを
    確認されます。
    1週目 10:30〜12:00/2週目   9:30〜15:00
2.ケース会議(2週間)
    担当カウンセラーがリワーク支援計画を作成し、スタッフ会議を行います。
    この会議で、体調面や3者(本人・主治医・事業主)の意見をもとに、実際に本利用に移行できるかが
    決定されます。
3.リワーク支援(標準12週間。休職期間の残り日数により短縮可。)
    9:30〜15:00
    集団プログラムを基本とし、必要に応じ個別支援や助言を行います。
    例:キャリアデザイン、コミュニケーション、ストレス対処、マルチタスク、レポート作成など

期間評価での提出物

期間評価では、リワークプログラムを利用するための準備等が整っているかの判断に利用するため、次のようなシートを記入、提出しました。

●ストレス・疲労アセスメントシート●

1.Face Sheet 履歴書のようなもので、住所などの基本情報と、学歴、保有資格、家族状況などを記入しました。

2.Daily Habits Sheet 生活習慣や健康状態をチェックするシートで、喫煙、飲酒、運動の習慣について記入しました。

3.Relaxation Sheet ストレスや疲労を解消する方法を考えるシートで、どんな時に幸せを感じるか、趣味、余暇の過ごし方などを記入しました。

4.Social Support Sheet ソーシャルサポートについて考えるシートで、相談期間や家族友人などどのように周囲のサポートを利用しているかを記入しました。

5.Work Experience Sheet これまでに携わった仕事について考えるシートで、過去の仕事の難易度、人間関係、満足度などを記入しました。

6.Medical History Sheet 病気や障害に関する情報を整理するシートで、通院歴や服薬状況、発症時の様子などを記入しました。

7.Stress and Fatigue Sheet ストレスや疲労が生じる状況について整理するシートで、どんな時にストレスや疲労を感じるか、その時の状況、対処方法などを記入しました。

●GATB 厚生労働省編一般職業適性検査●

さまざまな職業分野で仕事をする際に求められる、適性能力9つ(知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ)を測定、数値化することにより、求職者がより望ましい職業選択を行うための情報提供を目的として作成されたテストです。

左右の言葉で異なる部分の文字数を答える、とか、+−×÷の筆算などを回答する問題で、時間は50分程度でした。問題自体は難しいものではないのですが、問題数が多く、制限時間の中でいかに多く解けるかを確認するテストのようです。

●YG性格検査と●

行動特性 (内向的か外交的か) 一般的な傾向として、外向的な人は、人が好きで人と広く交わり、会などにも好んで参加し、世話役などを進んで引き受ける。また、ものごとに積極的で、気軽で、活動的で、てきぱきと物事をこなすといった特性がわかります。

情緒の安定 抑うつ感情を経験しやすいかどうか、気分が変わりやすいかどうか、劣等感情を抱きやすいかどうか、心配性かどうか、自分の感情や経験だけで物事を認識しやすいかどうか、不信感・不満感が強いかどうかといった情緒性に関する特徴がわかります。

人間関係に関する特性 社交的で、人と広くつきあったり、誰とでもよく話したり、気軽に人と接することができるといった特徴かどうか、あるいは、人との関係において気分が変わりやすいかどうか、人に対して劣等感を持ちやすいかどうか、感受性がどうか、人のことを自分の経験や感情だけで判断してしまうかどうか、人に対して不信感や不満感を持ちやすいかどうかといった対人的な行動の特徴がわかります。

仕事に対しての取組姿勢 自信をもって仕事をてきぱきと行う、困難な事柄にも積極的に取り組む、また、よく考え、計画的に物事に取り組む、勤勉さなどについても知ることができます。

リーダー資質 リーダーに適した性格かどうかがわかります。

集団や社会的な場面での適応性 基本的な情緒不安定性に根差した主観的傾向や不信感、不満感の解決法としての攻撃的行動の生じやすさから、集団や社会的な場面における適応性がわかります。

知覚の特性 当検査の受検者が主観型なのか客観型なのかがわかります。主観型とは、主観性が強くて思い込みが強いタイプ。客観型とは、クールに物事をみつめていき、事実を事実として客観的にみていくことができるタイプ。

http://www.saccess55.co.jp/company/detail/yg_com.htmlより引用

リワークを始める前に準備するもの

公的リワークを利用するには雇用保険を原資としているため、事業主の協力も必要です。

本人、主治医、事業主3者の同意が利用の条件です。

会社の人間関係が原因で休職に至った場合、会社に連絡する事自体がストレスですが、メールなどでなるべく接触を少なくしてコンタクトを取るのが良いと思います。

主治医、事業主には次のような書類を準備してもらいます。

<主治医> 主治医の意見書
    休職に至った経緯や治療の経過、復職に関する医学的見地等を記入。
    意見書を記入してもらうには、診断書同様費用がかかりますが、意見書の分はリワーク実施
    機関がその費用を負担してくれます。

<事業主> 情報提供書
    事業主が把握している休職に至った経緯や休職期限、復職要件等を記入。
    人事や上司、産業医等職場の関係者に記入してもらいます。

主治医と会社に記入してもらった用紙を見て、休職に至った経緯を改めて振り返ると当時を思い出して胸がギュッと苦しくなりました。リワークプログラムを通じて、このような気持ちを乗り越えられる力を身につけられるといいなと思います。

リワークにかかる費用

最後に、私が利用している公的機関のリワーク費用は交通費と昼食代は自己負担ですが、プログラム受講は無料です。
※費用は実施機関により異なります。実際に利用する機関にお問い合わせいただく事をお勧めします。

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