【感想文】専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと−薄井シンシア(著)

雑記

執筆者:ワーママになりきれない元専業主婦”ちゃみ

  • 元専業主婦で、今バリバリ働いている人が、どうやってキャリアを再構築できたのか知りたい
  • 独身の時みたいに仕事に没頭できない活躍できないジレンマ

そんな思いから、ツイッターで「元専業主婦」という単語で検索をしてみました。

そこでヒットしたのが、著者の薄井シンシアさんでした。

ツイッターのプロフィールを拝見すると、「再就職に成功した専業主婦」とあります。

著者の専業主婦後の経歴

専業主婦 → “給食のおばちゃん” → 会員制クラブの電話受付 → 外資系一流ホテルの営業開発副支配人 → 5つ星ラグジュアリーホテル日本社長

著書「専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと」より

この本の対象者は就職し社会に復帰することをめざす「育児を卒業した50代以上の専業主婦」です。

私自身は40代で子供もまだ小学生、専業主婦6年を経て一度正社員での就職に成功しています。

しかし、仕事で

  • ブランクを埋めよう
  • 専業主婦あがりは使い物にならないと思われたくない

と必死に業務をこなし、一方、家庭でも

今まで通り主婦業をこなさなければ

と頑張っていました。その結果、

オーバーワークに陥り適応障害で休職

することになりました。

抑うつ症状がひどかった時は、

ブランクのある専業主婦が正社員に再就職するなんて身の程知らずだった。

能力不十分で解雇してほしい。

という気持ちでした。

しかし、元専業主婦でもバリバリ働いている方がいると知り(しかも、私よりも年齢を重ねてからの始動)、専業主婦の次のキャリアへ進むヒントが欲しい、と「専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと」を手に取りました。

著者は、専業主婦を1つのキャリア(職歴)として捉え、家事育児にプロ意識を持って取り組まれていました。

就職するまでに「やっておくべきこと」として、専業主婦期間の過ごし方、専業主婦をキャリアにするための方法、専業主婦業で身につけられる能力などが紹介されています。この中には、私も(無意識ですが)実践していたことが書かれていました。

一方で、専業主婦が「やめるべきこと」についても言及されています。「やめるべきこと」は、私が再就職活動でつまずいた時に抱えていた挫折感や焦燥感への助言のように感じました。

それぞれ見ていきましょう。

1.ちゃみも実践していた「やっておくべきこと」

新しいことを習得するスキル

新しい職場で新たな仕事をするにあたり必要なスキル

子供がいる場合、特に第一子は寝かしつけ、授乳、オムツ替え、お風呂など子供の世話すべてが初めてのこと、新しいことです。それを乗り越えてきた専業主婦は、「新しいことを習得するスキルがある」と堂々と主張できると書かれています。

私は専業主婦期間に、3つ資格を取得しました。

“家計に役立ちそう”だから「ファイナンシャルプランナー」“ずっと好きだった”から「英検」と「TOEIC」。

就職には直接役立ちませんでしたが、「勉強を続ける姿勢」「時間を作り出し、計画的に目標に向かう姿勢」「チャレンジする姿勢」は面接でアピールできたと思います。

パソコンスキル

希望職種として大人気の事務職を狙うには必須のスキル

私は、もともとパソコンは扱えましたが、専業主婦は意識しないとパソコンを使う機会がありません。

主婦になり家計を管理するのにエクセルを使用したり、こども園の保護者会で資料作成を買って出てワードやパワーポイントを使用したり、パソコンスキルが鈍らないようにしていました。

新聞を読む

家族という限られたフィールドに取り残されないよう、ニュースや流行を追い続ける必要性が書かれていました。

私は、社会と関わり続けている夫との会話についていけるように、また、自分自身の知識欲を満たすため、新聞をとって読んでいました。ネットニュースではなく、体系的に俯瞰的に社会を知ることができる新聞は、今でも頼りになる存在です。

ボランティア活動

上の子が入園してからは社会的活動がしたいと思い、積極的に保護者会活動に取り組んでいました。

主婦の井戸端会議にはしないぞ」と密かな決意をして、会議の進め方や資料作成は、ビジネス書で読んだことを実践してみました。

会社も保護者会・PTAも組織という点では共通しているので、ビジネス手法を保護者会・PTAに取り入れるのは有効だったと自負しています。

ファーストステップ

専業主婦から再就職のファーストステップ(第一歩)は、選り好みせず年齢・経験不問の短期アルバイトなどがお勧めされていました。

私は、単発アルバイトからキャリアを再スタートさせました。アルバイトの中にも、スーツ着用のものや、パソコンを使うものなどもあり、再就職のリハビリには最適だと私も実感しています。

2.再就職活動でつまずいた時に知りたかった「やめるべきこと」

再就職できない理由を並べる

就職先がない、ブランクが不安、若い人の中でやっていけるか心配、オフィスマナーを忘れている、IT化についていけない・・・。

「専業主婦の再就職への不安=できない理由」が並んでいます。

著者は「ブランクがある以上キャリアのうえではゼロ地点。ゼロからスタートして何を失うというの?」と問いかけています。

この本を読んだ今なら、ブランクを埋めようと必死で仕事をしていた当時の私に「プライドを捨てて、もっと肩の力を抜いていいんだよ」と言ってあげたいです。

やったことがないという言い訳

「やったことがないから」と断ったり避けたりばかりしていると、いつまでたっても「未経験」のまま。経験は無くても、新しいことを身につけるための努力ができる人が重宝されます。

ブランクはブランクであり、消えて無くなりません。

経験のある仕事があったとしても“いまは昔”で、どんな仕事もすべてはゼロから始まるということを肝に銘じておきたいです。

過去やプライドを荷物にすること

再就職した頃、

  • 独身の時にはできていたことができない
  • 色々と頼まれる立場だったはずのことがあてにされない

というジレンマがありました。

自分でも、おかしいなあ?うまくいかないなあ?と焦っていました。

年齢や経験の有無、過去の評価にとらわれていると、余計なプライドが再就職の荷物になってしまいます。

過去のことは荷物では無く、「土台」にせよ、というメッセージが心に刺さりました。

まとめ

読了後、今の自分は、専業主婦というキャリアを持つ新しい自分なのだということを自覚することができました。

再就職で次のキャリアを目指し人生の次章を開きたい専業主婦にエールを送る本です。

おまけ(カバーを取った本体がかわいい)

書籍カバーを取った本体がとても美しかったです。布のような質感の本体に、可愛らしくも凛とした花のような模様があしらわれていました。

ブログ村に参加してます。クリックいただけると励みになります。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 適応障害へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました